2015年の企業の倒産件数が1万件を割り込んだもようだ。2014年も1万件を下回っており、2年連続はバブル末期の1989~90年以来、25年ぶりになる。大企業を中心に業績が改善しているうえ、企業が抱える借金の返済猶予に応じる金融機関が多いことも影響している。ただ中国など新興国経済の減速で輸出環境に不安も残り、このまま倒産の減少傾向が続くか不透明な面もある。2016年1月5日の日本経済新聞から
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