厚生労働省は会社員が加入する厚生年金保険料の算定基準を見直し、対象となる月収の上限を引き上げる方向で検討に入った。現在は月収60万5千円が上限で、これ以上の収入があっても本人負担の保険料は月5万877円に抑えられている。厚生省は上限を117万円5千円に引き上げて保険料収入を増やし、パート労働者らの年金給付の財源とする方針。負担増を迫られる高所得者や企業からの強い反発は必至。2011年10月24日の日本経済新聞から
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