損害保険各社は2013年度、けがの治療費などを補償する傷害保険の保険料を引き上げる。各社の引き上げ率は平均で1割前後となる見通し。高齢化の進展や不払い問題以降の契約者の請求意識の高まりで、支払う保険金が増加傾向にあるためだ。契約者にとっては家計の負担が増すことから、補償内容を絞り込む動きが広がる可能性もある。損保各社は参考純率(損害保険料率算出機構)を参考にして、自社商品の保険料の見直し作業に入り、13年度中に新しい契約の保険料を引き上げる。2012年06月14日の日本経済新聞から
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