日本郵政グループはオーストラリアの物流大手、トール・ホールディングスを買収する方向で最終調整に入った。買収金額が6,000億円規模とみられる。海外の物流企業を直接傘下に収め、今秋を目指す株式上場への成長戦略と位置づける。郵政グループの企業買収案件として過去最大となるだけでなく、アジア太平洋地域の経済成長を取り込むグローバル企業として国際競争に臨む転機なる。上場を控えた郵政民営化は新たな局面に入る。2015年02月18日の日本経済新聞から
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