主要生命保険会社13グループの2010年4~12月期決算が14日、出揃った。売上高に当たる保険料収入等は銀行の窓口を通じた販売が下支えし、合計18兆2,692億円と前年同期に比べ2%増えた。ただ本業の儲けを示す基礎利益は計1兆5,228億円で10%減。株安で生じた変額年金の運用損失の穴埋めで8社が減益となったためだ。契約者の安定志向を捉えて定額年金重視で増益だった5社と商品戦略で収益格差が出た。2011年2月15日の日本経済新聞から
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