生命保険各社が新規契約の獲得から既存契約の維持に経営の軸足を移し始めた。コスト競争力のある外資やインターネット専業との競争が激しく、新契約獲得の難易度が高まっているためだ。明治安田は08年度に営業職員らの業績評価や給与に既存の契約者への訪問回数などを反映させる制度を導入した。住友も来年度から同様の制度を入れる。契約者に定期的に接触することが解約の減少などに結び付いた。2012年01月27日の日本経済新聞から
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