損害保険会社が台風などの保険金支払いに備える「異常危険準備金」が減っている。2011年度末は大手5社合計で3年ぶりに1兆円を下回る見通しだ。台風の上陸ラッシュやタイの洪水被害などで保険金支払いが膨らみ、準備金の取り崩しが増えたためだ。巨大災害時の支払い余力低下を補うため、一部の損保は積立率の引き上げを検討しており、収益圧迫要因になる可能性がある。2012年3月8日の日本経済新聞から
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