大企業の会社員が加入する健康保険組合が相次いで保険料率引き上げに動いている。JRグループやコマツなど2012年度中に実施する企業は約1,400ある組合の4割程度に達する見込み。団塊世代が65歳以上にさしかかり、高齢者医療制度に拠出する支援金の負担が膨らむ。健保全体の平均保険料は11年度の7.9%から8%台前半と02年度(8.5%)以来の水準に達する見通しで、企業収益や家計を圧迫する要因となる。2012年04月11日の日本経済新聞から
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