損害保険会社の業績改善が遅れている。19日に発表した大手3グループの2012年4~9月期決算はNKSJホールディングスなど2社が最終赤字となった。主力の自動車保険や火災保険の赤字基調が続く中で、保有株式の減損処理が追い打ちをかけたためだ。大手損保は10年に3グループに集約されたが、十分な統合効果が出せていない。経費削減など合理化が急務になる。2012年11月20日の日本経済新聞から
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