大手の生命保険4社と損害保険3社の2012年4~12月期決算は、4~9月期に比べて業績が大幅に回復したようだ。有価証券の評価損は7社合計で4,000億円台半ば。8,000億円超だった4~9月期の5~6割程度に縮小した。昨年11月の衆院解散後の株高で評価損を穴埋めするために過去に積んだ引当金が戻り、利益が増えた。日経平均株価は上昇基調が続く。株価が堅調に推移すれば13年3月期の通期業績が予想を上回る生損保が増えそうだ。2013年02月10日の日本経済新聞から
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