東京海上日動火災保険で6日、契約者が受け取れる保険金が支払われていない問題が発覚した。2007年までの4度の調査で終止符を打ったはずの不払い問題は終わっていなかったのか。今回、不払いの可能性が出てきたのは、02年4月から03年6月に契約した自動車保険の一部が対象。事故の賠償にあてる本体保険に付随する「対人臨時費用補償」と呼ばれる契約だ。その数は最大10万件とされるが「データの保管期間である9年を過ぎており、全容は検証できない」(東京海上日動)という。2014年02月07日の日本経済新聞から
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